こんにちは、モトです。
僕の好きな映画、「幸せのキセキ」(英語のタイトルはWe Bought a Zooです)で勇気について話すシーンがあります。
ほんの20秒でいい。君に必要なのは20秒の勇気だ。文字通り20秒のちょっと恥ずかしくなるような勇気なんだ。 僕は約束しよう。きっとなにか素晴らしいことが起こるはずだ。
ベンジャミン・リー
そう、20秒間だけでいい。ちょっと勇気を振り絞ってみる。
前回からのあらすじ
バンコクに1週間滞在。ゲストハウスでバングラデシュ人とアメリカ人の友達ができる。旅は、一人で楽しむのではなく、誰かと楽しみを分かち合う方が有意義であることを再確認。現在地はアユタヤ。
ポルトガルの女性をナンパする
僕が彼女と出会ったのは、1301ホステルズ・アユタヤ。
おおきなバックパックを前と後ろに1つずつ背負い、手にはバックも持っていた。女性にはめずらしく一人で旅をしているようでした。
とくに何も考えず、僕は彼女に挨拶をしました。彼女は優しそうな笑顔を返してくれた。
僕は庭にあるテーブルに座りパソコンをいじる。彼女はタバコを吸いに、河の流れを見にくる。世間話をする。どちらから話しかけたかは、覚えてないけど、海外旅行するとよくある話。
会話はおもに、どこの国から来たのか、名前はなんというのか、そして次はどこへ行くのか。そういうことです。
で、急にこう思い始めました。この人とアユタヤ観光をすれば、面白そうだな。
そして映画のフレーズを思い出しました。20秒だ。
20秒を思い出せ
かくしてポルトガルの女性とアユタヤ観光に行くことになる。
アユタヤはどこ?
バンコクのファラボーン駅から電車で1時間30分、北に位置しています。
アユタヤはタイの首都だった
何も知らないまま観光をしたけど、アユタヤは昔のタイの首都でした。
アユタヤ王朝(1351年 – 1767年)は現タイの中部アユタヤを中心に展開したタイ族による王朝。創設者はラーマーティボーディー1世(ウートーン王)。王統は一つではなく、隣国の征服や重臣の簒奪で、5つの王家にわかれる。三番目の王家(1569-1629)は、スコータイ朝の王家の末裔である
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ワット・ラーチャブーラナをみる
ワット・ラーチャブーラナは、1424年にアユタヤ王朝の王サームプラヤー(ボーロマラーチャーティラート2世)により創設され、父ナカリンタラーティラート(インタラーチャー1世)の王位継承による決闘で死に至った2人の兄弟の火葬場所に構築された[2]。
ウィキペディア
まず驚くのが、遺跡の壮大感。でかい。
まるでギリシャのパルテノン神殿のようにでかいです。
マルタもそう言います。
仏像の顔が樹木に埋まっているワット・マハータート
ワット・マハータートはタイのアユタヤ県・アユタヤ市にある仏教寺院の廃墟。木の根で覆われた仏頭で知られる。
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樹木に仏像の顔が埋もれているこの場所は、ワット・マハータート。
彼女は面白いものの見方をする。
アユタヤ遺跡の仏像の多くは頭部を破壊されています。ときには手足がない仏像もあります。
僕はあまり歴史を知らないのだけど、この話を聞いて思い出したのが、カンボジアの独裁者ポルポト。ポルポトが最初にはじめたことは知識人を殺害することです。理由は知識をもつ人がいると、反乱を起こされやすいと、彼は考えたから。
ワット・チャイワッタナーラーム
1630年にプラーサートトーン王が初めて自分の領地に建設した寺。母親の住まいの記念碑として構築された。
ウィキペディア(僕が翻訳してます)
この遺跡も壮大な作りなっていて、圧倒されます。
彼女は様々なことに気がつく。
仏像を眺めながら想像してみる。この仏像が黄金色に輝いていて、頭がある元の姿。
と彼女は微笑んでくれた。
おすすめ観光はレンタル自転車
ぜひ自転車をレンタルしてください。
アユタヤは思った以上に広いです。歩いて観光すると2つか3つしか観光スポットをまわれないです。
自転車を漕ぎ、風を感じてアユタヤ市内をまわるのも楽しいですよ。アユタヤは自然が豊で、バンコクに比べると静かな場所でした。
犬には注意!!!!
そこら中に犬がいます。犬が苦手な方は、絶対来ない方がいい。それくらいどこでも犬がいます。
実は僕らは10匹以上の犬に囲まれてしまいました。正直まじで恐かった。噛まれて狂犬病になった死ぬもんね。
公園みたいなところに自転車でつっこんだら、犬のテリトリーだったらしく、囲まれて吠えられました。
マルタが言うには、
彼女はサバイバル方法を本当によく知っている。
あとがき
一人で観光していたら、今回のようにアユタヤ観光を楽しめていなかったと思う。20秒の勇気を出して良かった。
彼女はすでにチェンマイ向かいました。偶然にも、僕も3日後にチェンマイに行きます。