こんにちは。モトです。
僕にとって寝台列車のイメージは「ゴッドファーザー2」でマイケルが列車の窓から外の景色を眺めているシーンです。寝台が出てきているわけではないのですが、場面は夜で、何か考え込みながら窓の外を眺めている。
イメージとは少し違ったけど、楽しかったし、快適に過ごせました。
寝台列車のまとめ
寝台列車に乗ってみて感じたことは下記の通りです。
- 予約が必要(一週間前がベスト)
- 値段は約1,800円
- 移動は14時間
- エアコン付きのベッドの下段がおすすめ
- 水は持参した方が無難
- ベッドは綺麗
- 窓を開けて夜空を眺めるのは最高
寝台列車に乗ってみました!
まず驚かないでほしいのが、最初からベッドが用意されているわけではないということ。
僕が乗ったときは、6時頃からベッドメイキングをしてくれました。
ベッドができるまで、向かい側の席にはさまざまな人が座ってくる
いちおう2等車の座席なんだけど、席が空いていたら誰でも座って良いと解釈しているらしいです。
元気なおばちゃんが来たときは、色々なものをくれました。
まずぶどう。
つぎに飴。
最後に1バーツ。
タイの王様が1バーツのコインに刻まれているからよく見ておけと言っているらしい。10月26日はタイの王様の葬式があるとも言ってました。
英単語を少しでも話してくれれば、なんとなく意味が分かる。
そのあとフィリピンのコインをくれと言われました。どうやら僕はフィリピン人だと思われているようです。それで1円玉と5円玉をあげました。
なんか強烈な人だったけど、面白かった。
寝台列車にはトイレ、シャワーもある
あまり綺麗ではないですが、トイレもあります。ドアノブを触るともれなく手がサビ臭くなります。
トイレットペーパーがないときは言えばもらえます。
なぜかシャワーもありました。とても不気味だったので使ってないです。
売り子が車内を行き交う
お腹が減っても大丈夫です。売り子が様々な食料を売り歩いてきます。写真の人は、カップラーメンとコーヒーを売っていました。
飲み物も買えるのですが、持参しておいた方がいいと思います。僕は2リットル持っていきました。
ベッドは清潔!!
この他に、ビニール袋に包まれている未開封の掛け布団もありました。ベッドに関しては文句なしです。
ベッドの上では本を読んだり、外の景色を眺めたりして過ごしてました。
なにより良かったのが、窓を開けて、夜風を感じながら、夜空を眺めることができること
窓を全開まであけることができるのが嬉しかった。日本じゃ危なくてできないですもんね。
窓を開けて夜空を眺めていると星が見えました。
客層の80%は外国人(おもに欧米)
みなさんバックパッカーでした。僕が会ったのは2人組のイケメンなデンマーク人(日本でもモテるわけだ)とテンションが高いコスタリカ人の女の子。
彼女はすごくて、なんとゲストハウスの内壁に絵をかいて旅をしていると言います。見返りに無料で宿泊とご飯を提供してもらえるそうです。こんな旅のスタイルがあるとは知らないですよね、普通。
バンコクからチェンマイへの移動手段は3つある
ここからは僕がどのように寝台列車のチケットを買ったのか書いていきます。
そもそもチェンマイまでの移動手段は3つあります。
- 電車
- バス
- 飛行機
で、僕は電車を選んだ。なぜなら、この電車はただの電車ではない、寝台列車だからです。夜行バスは乗ったことがあるし、飛行機は費用的に考えもしてない。
寝台列車の予約の方法は2つ
- 駅で直接買う
- オンラインで予約
2通りの予約方法がありますが、僕はファランボーン駅で直接買いました。
オンラインで予約すると、クレジットカードの情報を入力しなければならないし、現金で払えない。
ファランボーン駅で寝台列車のチケットを買う
伝えるべきことは2つで十分です。
- チェンマイに行きたい
- 電車のベッドで眠りたい
以上のことを伝えれば、寝台列車を案内してくれます。
選ぶべきベッドのタイプは、エアコン付きの下段ベッド
下記の4つの項目から選ぶのですが、僕のおすすめはエアコン付きのベッドの下段です。
- エアコン付き
- ファン付き
- ベッドの上段
- ベッドの下段
僕が乗った車両は、ファン付きのベッドの下段なのですが(2日前に予約したのですが、すでにエアコン付きは予約が埋まっていました)窓を閉めると暑いです。
さらにベッドのカーテンを閉めるともっと暑い。窓を開けて網戸を下ろせば、マシになるのですが、外の風景は見れなくなります。
あとがき
僕が乗った寝台列車は13:45発、朝の4:00着でした。実際は15:15発、朝の6:10着です。基本的に列車は遅れると考えた方が良さそうです。僕としてはありがたかった。
朝の4時にチェンマイ駅に着いたところで、何もすることないですよね。
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