こんにちは。モトです。
世界各地で外国人にインタビューをしてから、ずっーと海外で働こうと思ってました。
英語力をつけるためにフィリピン留学もしたし、シェアハウスやゲストハウスに住んだこともありました。外資系企業にも勤めた。
でもけっきょく僕は日本にいた。
7年間も。
ずいぶん長い足踏みです。
そしていま僕は前に進むことを選びました。
今年の10月から3ヶ月間タイを中心にアジアをまわります。
せっかくの機会なので、いままで日本に留まっていた僕の言い訳を考えてみました。
僕の20歳から27歳までの間の出来事
簡単にまとめてみましてた。
2011年 ピースボートとフィリピン留学
2012年 記憶なし
2013年 就活と研究室
2014年 実家の整備工場に就職
2015年 銀座の会計事務所に転職
2016年 銀座の会計事務所を継続
2017年 外資系会計事務所に転職
ちなみに2012年から2017年の間に行った海外渡航数は3回。
オーストラリアのパースに1週間とフランスのパリに1週間と仕事でベトナムのダナンに2日間だけです。
こんな人間が海外で働きたいとよく言えたものだ。海外渡航数だけをみるとただの旅行好きです。
どうして海外に行きたい、海外で働きたいと思っていたのにこんなに時間がかかったんだろう。
理由1. 海外に行く目的がいまいちはっきりしていない
海外には行きたい。だけどそこで何がしたいかがはっきりしていない。だから二の足を踏む。僕はそう考えています。
僕自身、自分を言い聞かせるためにさまざまな動機付けを考えました。
たとえばこんなこと
- 海外のマラソン大会を制覇する
- 車でアメリカを横断する
発想は間違っていなかったと思う。
やりたいことにわくわく感が詰っている。ただひとつ言えるのは理由が漠然としすぎている。
最初は勢いでどうにかなるんだけど、地味な作業を延々とこなしてくると、なんでこんなことしてるんだろって思いはじめる。そうなるともう面倒くさくなってやる気をなくす。これが僕です。
大事なのは想像すること。
このチャレンジを終えた自分がどれだけ成長できているかを想像すること。
海外のマラソン大会に参加することを例にすると、
僕はこれだけ成長した自分に期待します。
- どんな環境でもレースを完走できる適応能力
- ひとりでどこへでも行ける行動力
- 健康的でタフな体を維持する力
- より面白い人間になる
これらは僕の目標の一つにある「世界中のどこでも仕事ができるようになる」につながります。
また新しい気づきがあるはずだとも考えてます。たとえば、
- 実際に走ってみてわかったその国の町並み
- 海外と日本の違い
- 海外の人たちの生活をみて、自分にとっての豊かな人生
理由2. 考えているだけで行動にうつしていない
海外のマラソンに参加するまでに必要なことがはっきりしていなかったから、ずるずるしちゃったんだと思う。
あと一体いくらお金がかかるのかも把握していなかった。細かく一つひとつ考えていくと、行動にうつしやすかった気がする。
例えば海外マラソン大会に出場することをやりたいのであれば、
レースの予約をまずしなければいけない。
ちょっと調べればわかるけど、レースには参加条件がきびしいものもある。
例をあげるとフルマラソンで5時間以内に完走した記録を持っている人でないと参加ができなかったり、健康診断を事前に受けていなければならなかったりする。
費用を抑えるなら自分でレースの予約をするし、たいていは英語のホームページだから予約するまで時間がかかる。
つぎに飛行機や滞在先の予約する。保険のこともいちおう考える。
そして当たり前だけど、日常的に長距距離を走るれんしゅうをする。
ここまで読んで気づいてきたと思うけど、かなり面倒くさい。もういいかなって思ったりする。
ぼくなんかは面倒くさがり屋なので、後回しにしてしまう。気づいたら7年だ。
理由3. 敷居が高いままになっている
海外旅行に行きやすくするためには、費用を抑えること、スムーズに航空券を予約できることが大事。
方法としてはキャンペーンセールのときに航空券を購入することやマイルを貯めることがある。
たとえばエアアジアなら3ヶ月に一度セールをやっていて、2万円くらいで成田からバンコクへ行ける。
こういう情報はつねに仕入れたほうがいい。
注意点は格安料金で予約できる航空券は5〜10ヶ月先のものにかぎられる。
理由4. 不安が大きすぎる
親が心配だとか、帰ってきたときの学校や仕事のことを考える。
さきに言っておくと、あとのことを考えたら、外国へなんていけない。もう行ってしまうのが一番いい。
不安を乗り越えないと誰も人と違うことができないと思う。
僕がモットーを聞いてまわったとき、サルバドールと呼ばれているおじさんに言われた言葉がある。
孤独を知らない人とは真の友達にはなれない。
byピースボートで出会ったサルバドール
そのときはどうして孤独を知る必要があるのかわからなかった。27歳になった今なら少しわかる気がする。
僕らはいつだって横にいる人の様子をうかがってばかり。そんなことしてたらまわりの人と同じように生きていくことになる。
僕はそんなの御免だ。
まわりの人が自分の理想な生活をしているのなら話は別だけど。
あとがき
2017年10月から約3ヶ月間アジアをまわることにしました。
散々、海外のマラソン大会で完走することを例に話をしてましたが、
今回の旅のきっかけを作ってくれたのはブログです。
最初に海外に行きたい人やいまやりたい事がよくわからない人になにかメッセージが届けられるような記事を書きたいと思いました。
海外で自分のブログを運営しながら生活できたら、そうとうタフになる。そんな自分を想像しています。
ブログをはじめた頃は2年後くらいに、記事を書きながら旅行ができたら幸せだろうなあと考えていた。気づいたらあれから約6ヶ月で、僕は海外に出てブログを書こうとしてます。
ここの土を掘れば水が出る。
そんな確信はなに一つなかった。
なにも保証はなかったけれど掘り進めていくうちに、作業のコツをつかんできた。
やがて土からは水の湿り気を感じてきた。
水が湧き出るような面白くて役に立ちそうなブログを目指します。