はじめて洋書を読む人へおすすめの6つの短編小説

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こんにちは。モトです。

リーディング力をあげるには洋書をたくさん読むしかないと思います。

たくさんと言っても、数多くの本を読めばいいという意味ではありません。何度も繰り返し読むことによって、リーディング力が身についてくるからです。

僕は英字新聞やニュースをすすめません。どうしてかというと、何度も同じ記事を読むことがあまりにも少ないからです誰が好んで銃乱射事件の記事を、何度も読み返すでしょうか。

ほとんどの人はどこで銃乱射事件が起き、被害はどれくらいで、犯人は誰なのか、それが分かれば十分だと感じると思います。事件の真相が気になる人はさらに犯人ついて書かれた記事を読むことでしょう。

だけど、最初に読んだ記事を何度も読み返すことはないはずです。知りたい情報が伝われば、それでおしまいです。

これだとせっかく苦労して読んだ英文を活かすことができていません。調べた単語やフレーズをすぐ忘れてしまいます。

そこで小説を読むことを勧めます。好きな小説が見つかれば、何度も読みたくなるはずだからです。

この記事では中学生レベルの英文法が分かる方なら誰でも読むことができる短編小説を紹介します。

どの作品も自信をもって面白いと思える作品です。

はじめて洋書を読む人におすすめの短編小説

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はじめて洋書を読む人にすすめたい小説はこの6つ。

  1. Popular Mechanics   (by Raymond Caver)
  2. Holiday in Germany (by Richard Brautigan)
  3. The Killers   (by Ernest Hemingway)
  4. Cathedral   (by Raymond Caver)
  5. A Christmas Memory  (by Truman Capote)
  6. The Lees of Happiness   (by Scot Fitzgerald)

さっそくみていきましょう。

1.Popular Mechanics   (by Raymond Caver)

レイモンド・カヴァーの短編”What we talk about when we talk about love”にある短編の一つです。

この短編もとても短くてたったの3ページから構成させています。単語も文法もかんたんなので、辞書がなくても読めます。カヴァーの短編すべてに言えることですが読みやすいです。

とくにこの短編は描写が的確で、ベリーショートストーリーですけど、記憶に残る作品だと思います。家を出ていく夫と残る妻の赤ん坊を奪い合う物語です。

2.Holiday in Germany (by Richard Brautigan)

リチャード・ブローディガンの短編”Revenge of the Lawn”にある短編のひとつです。まずこの短編はたったの3ページからなるので、初めての方でたとえ意味が分からなくても読み切ることができると思います。

物語は若いドイツ人青年たちがアメリカで旅を終え、帰国間近のバス車中で美しいアメリカ人女性に見とれる話です

ブローディガンの小説はかなり変わっていて、こんな小説もありなんだと気づかされます。ぼくは何回も読み返しました。

3.The Killers   (by Ernest Hemingway)

アーネスト・ヘミングウェイの代表的な短編です。ヘミングウェイは文法がとてもシンプルで読みやすいのが特徴です。この短編も読みやすいです。

なかには分からない単語があるかもしれませんが、辞書を開かなくてもストーリーの大筋は理解できると思います。

物語はある2人組の殺し屋がレストランにやってくる話。殺し屋たちの掛け合いが面白いですよ。     

4.Cathedral   (by Raymond Caver)

レイモンド・カーヴァーの短編「大聖堂」。

この物語は妻の知り合いの盲目の老人が夫婦の家を訪れてくる話で設定からして面白です。

主人公の夫の本音がとても愉快です。はじめ、偏見を持っていた夫がだんだんと盲目の老人に引かれていく。その描写があざやかだと思います。

19ページからなるので洋書に慣れてない方にとってはすこし長い短編かもしれません。

5.A Christmas Memory  (by Truman Capote)

トルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」です。この短編は辞書がないと読めないと思うのですが、ぜひトライしてほしいです。

村上春樹さんが翻訳を出しているので、さきに翻訳本を読んでから原文を読むもの良いかもしれません。僕はよくこの方法をつかいます。まず日本語で読んで、面白かったら原文で読むというやりかたです。

カポーティは独特の文体とワードチョイスがあるので、カポーティの作品を多く読むとそのリズムがしだいに心地よく感じるようになります。

物語は子どもとおばあさんがクリスマスをお祝いするためにフルーツケーキを作る話です。最後のカイト(凧揚げ)の描写が個人的にとても好きです。

6.The Lees of Happiness   (by Scot Fitzgerald)

スコット・フィッツジェラルドの短編”Lee of Happiness”です。

文法はシンプルなのですがいくつかの単語は辞書を引く必要があると思います。読むのに苦労するかもしれませんが、この短編はほんとうに素晴らしい。

夫の看病をする若い妻の物語なのですがなんとも言えない哀愁を感じられる作品です。

ビスケットを壁に打ち付けるユーモアは記憶に残ります。

あとがき

洋書を読むことって敷居が高いイメージがありますけど、実際のところそんなにむずかしいことではないですよ。高校生くらいから読み始めていいと思います。ぼくがわりと熱心に洋書を読み始めたのは23歳になってからですけど。

よく多読が英語学習に良いっていいますよね。たしかにその通りだと思いますが、ネイティブの5~10歳向けの洋書を読んでもつまらないですよ。そんな本を読む気になれないですし、読んだとしても1回限りです。これだとあまり意味がないとぼくは思います。

ぼくは好きな本を繰り返し読むタイプの人間です。

好きな音楽を何度もなんども飽きずに聴くように、好きな小説をなんども読み返したっていいと思うんです。なんども読み返しているとフレーズを覚えますし、著者の文体に慣れてきて読む速度もあがってきます。

今回紹介した短編小説なら無理なく始められると思いますのでぜひ読んでみて下さい。面白いです。

ここまで読んでいただいても、いきなり洋書はちょっと…と思われている方はこちらの記事を読んでみて下さい。

洋書を読みたいなら村上春樹が翻訳したおすすめ短編小説を読め

2017年10月5日

洋書を読むコツのひとつに、さきに翻訳された小説を読んでしまう方法があります。ちなみにぼくはよくその方法をとります。だから同じ物語でも日本語と英語で読んでいます。




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ABOUTこの記事をかいた人

ピースボートに乗船して17カ国で400人の外国人にモットーを聞いてまわりました。 旅の醍醐味は人との出会いだと信じています。 村上春樹とパールジャムといぬが好き。走ったり泳いだりしてます。