こんにちは。モトです。
英語を勉強した方がいいとよく言われます。インターネットが広がった今の時代を考えれば、ほとんどの人がそう感じていると思います。
僕も英語を勉強した方がいいんだろうなと中学生の頃から感じていました。だけど、実際に英語と真剣に向き合ったのは初めての海外旅行を終えた20歳のころでした。
やはり、英語を学ぼうと思うには強いきっかけが必要です。もしくは好きなことに英語学習をつなげることです。
そう考えてみると、この記事を読んで、よし英語を勉強しようと思う人はいないと僕は思う。
だけど、きっかけを作る手助けにはなるかもしれない。英語が良いものだと、少し具体的に感じてもらえるかもしれない。
この記事を読んで、英語ができれば世界が広がるだと感じて頂ければ嬉しいです。
英語を学ぶメリット1:人脈が広がる
英語が話せるようになれば、人脈は大きく広がります。当たり前ですね。
日本人1億人に対して、世界には73億人もいます。その中で英語を話す人は17億人と言われています。
単純に考えて日本語だけを話す人と比べて17倍、人脈が増える可能性があります。
世界中に友達ができる
世界中に友達ができることが英語を学ぶ一番のメリットだと僕は思います。
いま、僕が旅をしている東南アジアでたくさんの人に出会いました。たとえば、タイ人、韓国人、中国人、アメリカ人、アルゼンチン人、イタリア人、ポルトガル人、フランス人、クロアチア人など世界中に友達ができました。
世界中に友達がいるというのはとてもいいものです。たとえばポルトガルに行こうと思えば、その友達に聞けばいい。ポルトガルについて知りたければ、その友達に聞けば良い。
世界中にいる友達に会いに行ける
僕は過去に3回飛行機で海外旅行をしました。その3回の旅行の目的は友達に会いに行くことでした。
友達に会いに行くだけの旅行もすごくいいものです。久々に会うから感動も大きいですし、観光案内もしてくれます。
ちなみにフランスとオーストラリアと韓国に行きました。
外国人の友達が日本に来てくれたときに会える
外国人の友達が日本に来てくれたときに会えることも大きな喜びです。台湾人と韓国人の友達が日本に来てくれたときは、一緒に居酒屋でお酒を飲んだり、鎌倉を観光したりしました。
外国からわざわざ日本まで来てくれるわけですから、再会したときの感動も大きいです。
世界中の人々とビジネスでつながれる
世界中から集まってきた人々と仕事を一緒にできるというのも良いことです。
たとえば僕が以前に働いていた外資系の会計事務所では、フランス人、イギリス人、アイルランド人、アメリカ人、コートジボワール人、タイ人、中国人、韓国人が同僚でした。
彼らはそれぞれ働き方のスタイルが違い、面白かったです。仕事は激務でしたが、世界中から集まってきた人々と一緒に働いているんだという喜びを感じられる職場でした。
英語を学ぶメリット2:チャンスが広がる
英語を話せたり読めたりすれば、チャンスが大きく広がります。
今の時代はインターネットがあるのでとくにそのチャンスを活かせる環境にありますよ。
英語が読めれば情報量は倍増します
当然ながら日本語だけしか読めない人より、英語を読める人の方が入ってくる情報量が多いです。
たとえば、最近、僕はタイのプーケットからマレーシアのペナン島への行き方をインターネットで調べていました。日本語で調べるかぎりでは、方法は2択で、①フェリーとバスを使う方法と②飛行機を使う方法でした。
僕としては、フェリーでプーケットからペナン島まで行きたかった。
それで英語でもう一度調べてみました。”Phuket Penang ferry”と単語を羅列して検索してみると、5つ以上の行き方がヒットしました。やはりフェリーだけで行く方法もありました。
このように、英語をちょっと使うだけで情報量は格段に増えます。
英語を話せれば日本では知られていない良い情報を手に入れられる
この旅で出会った人たちにたくさんいい情報を教えてもらえました。たとえばカウチサーフィンとWorkawayについてです。ヨーロッパでは有名なサイトのようです。
カウチサーフィンは、無料で旅人を自宅に泊めてくれるシェアサービスです。ヨーロッパを旅するのは、費用が高くついてしまうので、カウチサーフィンを利用すれば格安の旅ができます。
また現地の人の自宅におじゃまできるため、リアルな生活環境を味わえる。
Workawayは、仕事をする代わりに寝床や食事を提供してくれるサービスです。場所によっては、仕事を通じて技術を身につけることもできるそうです。
カウチサーフィンもWorkawayも僕は初耳でした。良いサービスは人づてに広がっていきますよね。
残念ながらこれらのサービスは、英語が読めて書けて話せないと利用するのは厳しいと思います。 連絡は英語のメールになりますし、現地でのコミュニケーションも英語がメインになるからです。
英語がだいたいできれるからこそ利用できるサービスと言えるでしょう。
英語ができれば就職、転職に有利
英語ができれば就職や転職が有利になります。とくにTOEIC800点以上持っていれば、間違えなく有利です。
簡単に僕が2017年の3月に転職活動をしたときの話をします。
当時は、たくさんの企業から声をかけて頂きました。しかも新卒のときには全く相手にされなかった大手の企業です。
これにはかなり驚きました。完全に売り手市場だったと言えます。外資系企業も応募をすれば必ず面接まで選考を進めることができました。
で、ここが重要なのですが、面接をしても僕は英語ができますという話は全くしていません。面接官から聞かれるまで話題に挙げないようにしていました。
そのまま選考が進んで、最後の最後で面接官から英語について確認されると思います。TOEIC800点あるから、英語はだいたいできるよねという具合に。そこで、自信を持って「はい」と言えば採用されると思います。
僕はこの方法で複数の大手企業から採用を頂きました。
ここで重要なのはTOEICの点数はあくまできっかけにすぎないということです。なので、TOEICや英語については全く話さない。
面接官は本職の仕事ができる人間を探しています。基本的に英語はアクセサリーのようなものです。あったら将来的にいいなと思ってもらえる程度のものです。
しかしながら、TOEIC800点を持っていなかったら、大手企業から声をかけてもらえるチャンスはなかったと感じています。
英語を学ぶメリット3:視野が広がる
多様な考え方を持つ人々と話すことによって視野が大きく広がります。また自分の生まれた国について客観的に捉えるようになれます。
日本を客観的に見つめることができる
これは大きなメリットです。日本しか知らない人にとっては、日本で学んできたことや経験がすべてです。もちろんこれが悪いわけではありません。
ただ、日本を客観的に見ることが難しくなります。なぜなら、比較対象がないからです。
たとえば、僕がいまいるタイでは、赤ちゃんをあやしながら働く女性が多くいます。職場は売店だったり、両替所だったりします。スマホをいじりながら退屈そうに働くマッサージ屋の人もいます。
いまの日本じゃ考えられないスタイルですよね。最近は、だいぶゆるくなってきて楽しそうに話しながら働くコンビニ定員も日本にいます。うっとうしいと感じる場合もあるけど、これぐらい楽しく働いてもいいと僕は思います。
このように、外の世界と比較して見れば、いかに日本人が厳格な環境で仕事をしているのかがよく分かります。
また、日本語の構造も客観的に捉えることができます。
たとえば日本語しか知らない人からすればなかなか気づきづらいのですが、日本語は主語の役割が弱い言語です。主語がたとえなくても、日本語なら前後の文脈から意味が通じます。
つまり、曖昧な言語なのです。だいぶ前に「KY」というワードが流行りましたよね。あれは日本特有です。
英語はそうではありません。英語は必ず主語と動詞があります。それだけ主語と動詞の役割が強い言語と言えるでしょう。
つまり、主語と動詞が必ず存在しているので、意味がはっきりしています。とても論理的な言語です。
その分、発言には重みが増します。主語が明確ですから、誰が責任を負うのかはっきりする。
英語を話す国では、日本の政治家みたいに誰が悪い誰が悪くないと議論になることはないです。
日本がダメなら外国へ
英語ができれば、移住を考えることもできますよね。日本人として生まれたからといって、誰もが日本で幸せに暮らせるとは限りません。中には、日本で生きていくことが息苦しい人だっています。
そういう人にとっては、外国に移住することも考えることができます。日本だけにこだわらないで世界に向けて視野を広げられることもメリットの一つです。
仕事を海外にアウトソーシングできる
日本だけで仕事を完結させないで、海外にも仕事をアウトソーシングすることもできます。
実際、僕が以前に勤めていた会計事務所では入力作業を海外に委託していました。その方が人件費を安く抑えられるからです。世界に目を向けているからこそできることですね。
まとめ
これまでの話をまとめていきます。
- 英語が話せることで、世界中で友達を作りやすくなり人脈の幅が広がることがメリットでした。
- 英語を話し、読めることで、多くの情報を得ることでチャンスが広がりました。
- 英語を学ぶことで、日本を客観的に捉えるようになり、日本だけでなく世界へ視野が広がりました。
長い人生を考えれば、英語を学ぶことで得られるメリットは絶大です。自分の生きている世界を広げるためにもぜひ英語を学んでほしいです。
あとがき
英語を学ぶメリットを分かって頂けた後は、自分の手と足を動かして行動してみてください。
たとえば、海外旅行に行ったことがない方は、ちかくの国に遊びに行ってみる。
行ってみて初めて分かることがたくさんあります。おそらく後悔すると思います。
英語が少しでも話せればもっとこの旅が楽しいものになるはずだったと思うはずです。その気持ちが大きければ大きいほど、英語を学ぶモチベーションにつながります。