こんにちは。モトです。
洋書の短編小説をおすすめする記事を書いているときに、おもしろい動画を見つけました。ショートストーリーを題材にした動画です。
中にはアマチュアの人が作り上げた作品もありますけど、僕は楽しめました。ショートフィルムを見ることで、洋書を読むきっかけになると嬉しいです。
ショートフィルムで楽しむ短編小説
1.Pacific Radio Fire by Richard Brautigan
おそらくアマチュアの人が作成した動画だと思うのですが、完成度は高いです。
僕が本を読み終わってイメージしていた風景とこのショートフィルムはかなり近いものでした。ビーチボーイズの曲が流れる場面が個人的には好きです。
この作品は以前書いた「何度も読み返したくなる、そしてすぐに読めるおすすめ短編小説5つ」でも紹介していますので、興味のある方は合わせて読んでみて下さい。
2.A Christmas Memory by Truman Capote
この映画はテレビで放映されたものです。ストーリーは原作とほとんど同じなので、本を読む前でも読み終わった後でも楽しめます。
僕は原作を読み終わってから、このショートフィルムを知ったのですけど、面白かった。
「ある日のクリスマス」は、初めて洋書を読むには、少しだけ長く感じると思います。カポーティの独特の文体やワードチョイスにも慣れる必要があります。
リーディングにまだ自信がない方は、まずこのショートフィルムを観てみてはどうでしょうか。ナレーターはカポーティ本人がしていますよ。
この作品は以前書いた「何度も読み返したくなる、そしてすぐに読めるおすすめ短編小説5つ」でも紹介していますので、興味のある方は合わせて読んでみて下さい。
3.Popular Mechanics by Raymond Caver
レイモンド・カーヴァーの傑作です。
ショートフィルムは、アマチュアの人が作成したのですが、面白い。はじめに言っておくと、最後のオチは原作と異なります。だけど、斬新で面白い。
最後の場面のカットの撮り方は見事で、女性の赤ちゃんに対する想いが伝わってきます。
3分ちょっとの短い動画なので、ぜひ最後まで見てほしいです。何度も言いますが、オチがいい。
この作品は以前書いた「はじめて洋書を読む人へおすすめの6つの短編小説」でも紹介していますので、興味のある方は合わせて読んでみて下さい。
4.To Build A Fire
まだブログでは紹介していなかったのですが、ジャック・ロンドンの”To Build A Fire”は、僕のお気に入りの短編の一つです。
ショートフィルムは、BBCが製作したものです。原作とは、すこし趣きが異なるのですけど、結構楽しめます。
”To Build Fire”は、洋書初心者の方にはすこし難易度が上がると思いますので、このムービーで内容を把握していると洋書を読むのがスムーズになります。やっぱり原作の方が良いんですけどね。
あとがき
ショートフィルムも悪くないなと思ってもらえましたか。やっぱり原作が一番面白いんですけど、ショートフィルムで観てみると新しい発見もあります。
今回紹介したショートフィルムの中だったら、” Pacific fire radio”が一番のお気に入りです。ラジオを燃やす場面で、曲が不思議と変わってゆくところはよく映像で再現できたなと思いました。
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