二十歳のときに英語力ゼロの状態でフィリピン留学にいきました。
どれくらいのレベルかというと、
- 推定だけどTOEIC400点くらい
- 英会話はリアルにゼロ。留学してからの一ヶ月間は授業中ニコニコしてだまっていた
- 英語力がなくて学習院大学の指定校推薦の条件に満たなかった(応募者の英語成績が4以上と制限されていた)
と、まあ英語にたいして苦手意識がありました。
でも留学しちゃえばどうにかなります。そんなものです。
たしかに行けばどうになるんですが一つだけ困ったことがありました。
それは留学先では日本語で書かれた参考書を入手できないこと。
とくに文法の本は喉から手がでるほど欲しかった。
フィリピン留学で文法をきちんと学びたい人におすすめの参考書
高校生レベルの英文法を思い出したころに読むといいのが「表現のための実践ロイヤル英文法」です。
この本は例文がユニークで補足説明も読んでいて楽しいです。著者は綿貫陽さんとマーク・ピーターセンさん。村上春樹さんが紹介していたことでも有名です。
つづいては「ロイヤル英文法―徹底例解」。
「表現のための実践ロイヤル英文法」がすこし難しかったよ、中学生レベルからやり直したいと言う人向けの本です。
英語学習は何度でもやり直した方がいい。へんにつよがってハイレベルな参考書ばかりに手を出してもお金の無駄になります。
僕は「TOEIC990点取れる」と書かれた本を何冊か買ったことがあるんでけど、なんにも役に立ちませんでした。
そもそもTOEICで990点もいらない。800点までで十分で、それだけあれば大手に就職もできる。じっさいTOEIC810点で大手の外資系会計事務所に就職できました。
TOEICの勉強方法についてはこちらの記事を参考にしてください。個人的には確実で正当な方法でTOEICの点数が810点まであがったと考えています。
TOEICのリーディングが苦手なひとはこちらの記事もどうぞ。
一億人の英文法
あまぞんでランキング1位の英文法の参考書です。
話せる英語を身につけるために書かれたもので、留学先で使えるフレーズが多くあります。
イラストが入っているものいいですよ。
総合英語Forest 7th Edition
高校生向けの参考書です。もう有名すぎて、どこの本屋にいっても置いてありますよね。
フィリピン留学の授業で実際に使った参考書(洋書)
English Grammar in Use
フィリピン留学のときに実際に使った参考書です。
驚いたのが英語で英語を学んだ方が分かりやすかったこと。
とくに時制の説明がわかりやすかったです。
いままで読んできた参考書の中で一番クリアでした。
たとえばあなたは現在形と現在進行形(be going)と未来の表現(will)の違いを説明することができますか?英語でその説明を読むとすごくわかりやすいですよ。
この参考書は全世界ベストセラーで、多くの留学先で採用されています。
あとがき
文法の参考書は、どれか一つを選んで、できるかぎり長く使ってください。
あれこれ手をだしても、英語力が上がるわけでもないし、お金ももったいない。
ひとつの参考書をなんども開いて使い古してみてください。
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