英語は苦手だけど、外国人と話してみたい。海外に行ったことはないけど、いつか世界を旅してみたい。
そんな気持ちをお持ちのかたに、おすすめなのがフィリピン留学です。たった2ヶ月間で英語力ゼロの状態から、日常会話ができるまでに上達しました。
2ヶ月あれば、英語が話せるようになる。長い人生を考えたとき、さっさと留学して英語を話せるようになっておいたほうがいいですよ。
そのあとの世界がぐっと広がります。
ではさっそく「どうしてフィリピン留学がいいのか」の体験談を書いてきます。
英語力ゼロからはじめたフィリピン留学の体験談
留学先のはなしは、じっさいに体験したひとの話しを聞くのがいちばんいいです。
どうしてフィリピン留学をえらんだのか、そもそもどうして英語を学んだのか、じっさいに英語力はついたのか、聞くことができるからです。
またフィリピン留学を終えてどのような人生を歩んでいるのか、どのような仕事に就いているのかも気になるところです。
ぼくのことでいえば、最終的に「外資系会計事務所」で働けるまでになりました。同僚はイギリス人、アメリカ人、フランス人、ドイツ人、コートジボワール人、タイ人、中国人、韓国人などがいます。つまりインターナショナル企業です。
まずは、そもそも「どうして英語を学ぼうと思ったのか」をお伝えします。
英語を学ぼうとおもった理由
まず英語を学ぼうと思った理由は大きく三つあります。
一つはピースボートで世界一周したときに感じた、英語力があればもっと人生面白くなるなという実感。
二つ目の理由は、日本で生まれたからといって日本で暮らして死んでゆく必要はないと考えていたからです。日本以外で生活するには英語が話せなければ生活に困りそうですよね。
三つ目の理由は、何も考えずじぶんの人生でやりたいことをやってみようと考えたからです。ぼくの家は家業があり、将来は家業を継がなければならないと感じて生きてきましたので、時間のある学生のうちになんでもやってみようと思いました。
すこし余談ですが、いま社会人になっておもうのは、学生だけじゃなくて、社会人になってからでもじぶんのやりたいことをやるべきだと思います。
どうしてフィリピン留学を選んだのか
お金もない、英語力もない、僕にとって留学できる国といえば、フィリピンだけでした。
何と言っても、フィリピン留学は他の国への留学することに比べたら格安です。それにもかかわらず、マンツーマンで授業を受けることができます。
これは英語にコンプレックスを持っている人に対して良き学びの場を提供していると思います。
マンツーマン授業がある
日本にはシャイな人(恥の文化と言われるくらいですから)が多いので、マンツーマン授業なら自信を持って話すことができるようになる。
僕はその典型で、マンツーマン授業中ではおしゃべりでした。ところがグループ授業になると、萎縮していまい、とぼとぼ喋っていました。(3ヶ月後にはグループ授業でもそれなりに話せるようになりましたよ)
今思うとちょっと不思議なんですが、当時はフィリピン留学以外のことは正直考えもしませんでした。外国に出る方法ならワーキングホリデーもありますよね。
だけど僕はフィリピン留学を選びました。(たぶん、英語に対してコンプレックスを持っていたからだと思います)
フィリピン留学のメリット
かんたんにフィリピン留学のメリットを挙げるとすれば、つぎのようになります。
- ゼロからでも英会話ができるようになる(始めの一ヶ月間は、全く話せなくて本当に後悔しました)
- アジア人の友達がたくさんできる
- 物価がやすいから遊べる(英語力がつきます)
ゼロからでも英会話ができるようになる
フィリピンでは、間違いなく英会話力が伸びます。そのわけはマンツーマン授業(講師との対話)にあります。
どんなに英語に自信がないひとでも、1対1の対話なら少しずつ英語が話せるようになります。さいしょは英語を話すことが恥ずかしくても、だんだんと慣れていきます。これが英語初心者にはすごくいい。
もしグループ授業ばかり受けていると、人の目を気にしてしまい、全然話すことができなくて黙り込んでしまう場合があります。そうなると、「英語嫌い」になってしまう。
英語に自信がないひとは、マンツーマン授業がとても効果的です。
フィリピンなら物価が安いため、たとえば1日6時間の授業のうち3時間はマンツーマン授業をうけることができます。
これがオーストラリアになればどうでしょう。1日4時間の授業のうち1時間がマンツーマンで授業が受けられるくらいです。しかも、費用が2〜3倍はします。
アジア人の友達がたくさんできる
外国人の友達ができたことも良かったと思います。
僕の場合は、ありがたいことに彼女ができたので国際恋愛もしました。彼らとの交流を通じて、英語力が身についていきました。
とくにお酒を飲み交わし、クラブではしゃいだ後は、お互いの気心も知れてより一層仲良くなりました。たくさん話すので、英語で自分の意思を伝えることにも慣れてゆきます。
結果として、机に向かってばかりいる方よりも、会話については上達することができます。
ああ、若かったな。
物価がやすいから遊べる
毎週のように遊んでましたが、そんなにお金を使ってません。だいたい月に1〜2万円くらいです。
当時は飲みに行くと、最低でも3件ははしごをしていました。それでも2千、3千円におさまります。日本では考えられないですよね。
誤解していただきたくないのが、「遊ぶことは学ぶこと」でもあるということです。外国人の友達とお酒を飲めば、より仲良くなりますし、英会話も上達します。じっさい授業で全然話さないひとが、飲みにいくと饒舌になることはよくありました。
また普段の会話をつうじて、英語のフレーズをおぼえていきます。これはテキストにあるような文章ではなく、生の言葉になるので記憶に残りますし、説得力が増します。
フィリピン留学のデメリット
メリットがあればデメリットも少なからずあります。
- 長く滞在するとモチベーションが下がる
- ネイティブの発音を聞けない
- 危険を感じることもある
長く滞在するとモチベーションが下がる
ほとんどの留学生が2〜3ヶ月で次の場所へ旅立って行きます。僕は6ヶ月間フィリピンのバギオという都市にいたのですが、最後の2ヶ月間は地獄でした。
仲のいい友達は全員オーストラリアや母国に行ってしまったからです。
また、ほとんどの人は同じ時期に入学した同期と集まってしまうので、新しい友達を作りづらかったこともあり、孤立してしまいました(今でしたら、むしろその方がいいのですが)。
留学の前半はあんなにも楽しかったのに、後半は寂しくてやることもなくて辛かったです。
ネイティブの発音を聞けない
フィリピン人の英語は、すこし訛りがあるのでネイティブが話す「英語の音」とはすこし違います。また話す速度もちがいます。
そのため、フィリピン留学後にオーストラリアへ「ワーキングホリデー」にいくとおもったよりも、聞き取れないこともあります。
危険を感じることもある
バギオでは危険を感じることはなかったです。一つだけ上げるとすれば、夜おそくまで飲んでいて、帰りのタクシーのスピードが早かったこと。それくらいです。
友人からセブ島だと深夜に出歩くことは危ないので禁止されていると聞きました。バギオに関しては、そんなことないです。朝の4時くらいまで毎週遊んでても、危険を感じたことはないです。
あとがき
もし「もう一度フィリピン留学に行きますか」と問われば、僕は「はい」と答えます。そしてフィリピンのバギオにまた行きたいです。治安が良く、過ごしやすい場所でした。
でも期間は3ヶ月間にして、残りの3ヶ月間は旅に出たい。フィリピン国内を点々とするのもいいですし、他のアジアの国で放浪するのも悪くないと思っています。多くの人に出会って、話して、英会話力を伸ばしたい。
フィリピン留学に行こうか悩んでいる人がいたら、なんでも聞いて下さい。留学は楽しいですよ。人としても成長できます。
⬇️の記事でフィリピン留学に持って行きたかった本をまとめました。参考にしてもらえばとおもいます。
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