こんにちは、モトです。
現金とパスポートさえ持っていれば、海外でもどうにかなると聞いたことはありますか?それくらい海外では、たとえ英語が話せなくても、現金を持っていればどうにかやっていけます。
ではどうやって海外にお金を持っていけばいいだろう。その方法を紹介します。
海外バックパッカーはお金を分けて持って行く
海外でバックパッカーをするなら、お金は分散させて持って行きましょう。たとえば現金、クレジットカード、そして国際キャッシュカードを持って行く。このようにお金を使える方法を2つ、3つ用意する。
なぜ現金だけではダメなのかと言うと、トラブルがあったときのリスクを分散させるためです。
海外では何が起こるか分かりません。日本の常識は一切通用しないのです。脅かすようなことを書いていますけど、自分の予期せぬことが起こるからこそ面白いと僕は思います。
たとえば、この間の旅でマレーシアにいたときに、10,000円札が両替できなくなるトラブルがありました。お札がちょっぴり切れてしまっている。だから機械がお札を読み取れないんだ、と係員は言うのです。
このときぼくが持っていた現金は、10,000円札、タイバーツが3,000円分、それとクレジットカードだけでした。現金3,000円で2週間マレーシアを過ごすのは、なかなか酷です。
もしクレジットカードがなかったら、ぼくはどうしていたんだろう。
お金を分散させるもう一つの理由は、お金を盗まれてしまったときのリスクを下げるためです。現金を盗まれてしまった場合、犯人を捕まえないかぎりお金は返ってこないですよね。
それにたいして、カードが盗まれてもカード会社に連絡すればすぐにカードの使用を停止してくれます。そもそも暗証番号が分からなければ、決済もできませんよね。
万が一、決済をされてしまっても、基本的にカードには盗難保険がついているので補償されます。国際キャッシュカードもおなじです。
盗られてしまっても、使うことができなければお金は減りません。
スリが多い外国だからこそ、カードは持っておきたいですね。
1.現金がいちばん便利
当然かもしれませんが、現金がいちばん便利です。盗まれることもありますが、現金は多めに持って行った方がいいでしょう。
タクシー、バス、電車の支払は現金が主流です。小さな屋台では現金でしか支払うことができません。
現金を持って行くときは、千円札を多めにしましょう。
なぜなら、両替したときにおつりをもらえないからです。これはうっかり忘れやすいですよ。
ぼくはちゃんと千円札も用意していたのに、何を思ったのか、旅の前半で千円をすべて両替してしまいました。
よく思い返してみれば、両替のレートが悪かったんですね。でも両替するしかないので、1,000円札3枚分をバーツに替えました。
両替のレートが悪いときに対処できるように千円札を準備しておくのも大事です。
またホテルでは、宿泊前にデポジットとして現金を渡さなければならないことがあります。
デポジットなので、チェックアウトをするときに預けたお金を返してもらえますが、とにかく現金を渡さないといけない。
タイのゲストハウスだと500パーツが多い印象です(日本円で1,500円ほど)。デポジットのことも考えれば、現金は多めに持っていた方が良いと言えます。
(なかには、パスポートを預けることでデポジットなしにしてくれる宿もあります。おすすめはしないですが)
2.ATMが使える国際キャッシュカード
現金は便利ですが、多額の現金を持って歩くのは落ち着きません。盗まれてしまったら、それまでだからですね。そこで役に立つのが国際キャッシュカードです。
国際キャッシュカードは、預けてある日本円を現地のお金で引き出すことができるカードのことを言います。
たとえば、日本円で預けている1万円をタイのATMで引き出せば、パーツで現金を受けとることができます。かなり便利ですよね。それにタイではどこでもATMがあります。
もし国際キャッシュカードを失くしてしまっても、それほど心配する必要はありません。なぜならクレジットカードではないので決済することはできないからです。
ATMを使おうとしても暗証番号が分からなければ、現金を引き出すこともできない。だから、仮に盗難にあってもお金を失う可能性は低いです。
3.飛行機代の支払いにクレジットカード
海外旅行にはクレジットカードを持って行きたいです。もう知っている方もいると思いますが、航空券とホテルの支払いには基本的にクレジットカードが必要です。
とは言っても、航空券の支払いはコンビニでもできる場合があります。ホテルなら現地支払ができる宿もあります。(数は少ないですが)
しかしながら、クレジットカードで決済をした方が明らかに楽です。多額の現金を持っていなくてもいいですし、両替をする必要もないからです。
たとえば、ぼくがラオスのホテルに着いたとき、ホテル代を現金払いのまま予約してしまったことがあります。
当時のぼくはタイからラオスに移動したばかりで、小額なキープ(ラオスの通貨)しか持ち合わせていませんでした。
こういうときにカードで払えたらどんなに楽でしょう。時刻はすでに夜の7時をまわっていました。
結局、普段より高めの手数料を取られながら、カードで払えることができました。(すべてのゲストハウスがカードで払えるとは限らないです)
クレジットカードは高額な支払いのときに便利ですね。
まとめ
海外に行くなら、お金を分散させて持って行く方がいい。なぜなら、①なにかトラブルがあっても対処できますし、②盗難にあっても被害を少なくできるからでした。
そこで、お金を分散させて持って行く方法は3つありました。
- 現金
- 国際キャッシュカード
- クレジットカード
結局、いちばん便利なのは現金を持って行くことです。理由は、現金支払いがまだまだ主流だからですね。とはいっても、多額の現金を持ち歩くことは盗難にあったときのリスクを高めることにもつながります。
そこで国際キャッシュカードを持っていれば、盗難にあったときのリスクを下げることができました。海外のATMを使えるので、多額の現金を持ち歩く必要もないです。
またクレジットカードは、フライト代やホテル代など高額な支払いのときに便利でした。なかにはカードでしか払えないこともあるので、カードを1枚は持っていた方が無難ですね。
あとがき
クレジットカードのもう一つの良い所は、お金の管理をやすいことです。現金ですと、領収書を集めなければいけませんが、カードから明細をネットでみればすぐに分かります。
次回は具体的にどのカードが海外で使いやすいか考えてみますね。