この記事を選んでくれた方は、「どうして英会話が上手にならないのか」と悩んでいると思います。
中学から大学まで英語の勉強をしてきたのに英会話ができない…
いざ英語を喋ろうとすると声が出なくなる…
英会話ができないのには理由があります。
英会話ができない3つの理由(初心者向け)
- 日本語で考えているから時間がかかりすぎている
- 発音に自信がない
- 英語を声に出していない
おもにこの3つが原因です。
日本語で考えているから時間がかかりすぎている
まず日本語で考えてしまうのは仕方がないことです。日本語でものを考えて生きてきたのですから。
でも訓練を積めば、日本語を考えないで英語を話すことができます。そうなれば、スムーズに会話ができるので、英会話も上達する。
英会話を始めたてのころは、①頭の中で日本語の文章をつくり、②それを英語に翻訳して、③その英文を読むことによって英語を話します。
たとえば、”What do you do for a living? What is your job?”と聞かれたとします。
英会話に慣れていない人の思考フローはこうなります。
- 「会計の仕事をしていると言いたいけど、会計って英語でなんて言うんだ?」
- 「会計は”account”だから、“I am accountant”と言おう」
- 「文法は間違っていないよね」
ここまで考えて、ようやく英語を喋る。ぼくが英会話を学びたての頃はそうでした。
もうひとつ例を挙げようと思います。
つぎは質問するときのシーンの思考フローで、「どんな仕事をしていますか」と言いたいとしましょう。
- 「どんな」は英語で”how”だから、”How you job?”になるのかな?
- でもこれは疑問系だから、動詞がまえにきて”How do you your job?”かな?
- いやこんな言い方は聞いたことがないぞ…
- そうか”How”じゃなくて”What”を使えばいいんだ
- “What do you your job?”と言おう!ちょっと違う気がするけれど…
これはじっさいに僕が英会話の授業で間違えたときの例です。”What do you~”と言いだすときはつぎに動詞がくるので⑤の文は間違えでした。
正解は”What do you do for a living?”や”What is your job?”など。
このように英語を話すまでにたくさん考えてしまう…そのため時間がかかり、会話がぎこちなる。自信もなくなってきてしまい、黙り込んでしまう。
発音に自信がない
相手に聞き返されたり、まわりの日本人に聞き耳を立てられた状況で英語を話すのは勇気がいりますよね。
どうして英会話に自信がないのかといえば、間違えるのが恐かったり、発音に自信がなくてごにょごにょ喋ってしまうからではないでしょうか。
ぼくの意見を言うと、発音に自信がない人ほど英会話に自信がないとおもいます。
発音を知っていれば、自信をもって声を出せる。
久々に英語を喋るとき、ぼくは発音をするときの舌や唇の動きに気をつけています。英語と日本語では発声するときの舌と唇の動きが違うからです。
日本語を発音するときは、舌や唇の動きなんて意識しないですよね。
でも英語には日本語にない音があるので、意識的に舌や唇を動かさないと、正しい発音ができていなんです。たとえ自分では正しく発音しているつもりでも、ネイティブからすれば、全然ちがう。
英語を声に出していない
英語を声に出さないといつまで経っても英会話ができるようにならない。
当たり前のようですが、ほんとうに理解している人は少ない。
思い返してほしいのですが、今日、英語を声に出しましたか?
ぼくの言っているのは「誰かと英会話をしたのか」ということではなくて、「英語を声に出したか」ということです。
そう考えてみると、英語を喋ってもいないし、英語を声に出してもいない人がほとんどです。
つぎに想像してほしいのですが、英語を口に出す習慣のない人が英会話できそうですか?
もう分かっていただけると思います。英語を声に出してない人に英会話はできないですよ。
英語を声に出す方法はいくらでもあります。
- 英語で話す
- 洋楽を歌う
- 洋書を声に出して読む
- 洋画をシャドーウィングする
- 英語アプリを使う
じぶんに合うものを選んで試してみてください。ぼくはよく歌っています。
まとめ
英会話ができないのは、英語を話していない、日本語で考えている、発音に自信がないの3つが主な要因です。
日常会話ができるようになれば、あとは数をこなしていくとビジネスレベルまで英会話ができるようになりますよ。
まずは英語を声に出す習慣を身につけましょう。
具体的な英会話の勉強方法はこちらの記事をどうぞ!日本にいても英会話は学べます!