先住民族のエンべラ族が住むパナマでインタビューをしてわかったこと

こんにちは。モトです。3カ国目はパナマです。

この国でもツアーに参加しました。

理由は2つあって、一つ目は先住民族に会えるツアーが面白そうだったから。二つ目は、やっぱり治安が良くないので何かしらのツアーの参加を勧められたからです。

まずパナマってどこよ

パナマは南米にあります。お隣の国がコロンビアとコスタリカ。

モト
横長い土地の国だとは知らなかった

僕はパナマと聞くと、「パナマ運河」を連想します。最近だと「パナマ文書」です。

どんな国?

基本的な情報をまとめてみました。

1 面積           

北海道よりやや小さい75,517平方キロメートル

北海道は83,423平方キロメートル

2   人口           

横浜市の人口よりやや多い約393万人(2015年 世界銀行)      

横浜市は約373万人(2015年 統計局)

3 首都           

パナマシティー           

4 民族           

混血70%、先住民7% ほか            

5 言語           

スペイン語                

6 宗教           

カトリック      

7気候

高温多湿の亜熱帯気候

引用元は外務省ホームページです。

なるほど。

モト
北海道くらいの大きさの土地に、横浜市と同じくらいの人口が住む、暑くてジメジメした国か!

ふうた
かなりざっくりというとね

先住民族の「エンベラ族」に会いに行く

テレビで見たような先住民族に会えるなんて、面白そうじゃないですか。

彼ら「モットー」を聞いてみたい。

そう考えてツアー参加を決めました。

エンべラ族とは何者だ?

エンべラ族って何者なんだろう。ググってみてもピースボートの参加者のブログばかりで、エンべラ族について説明は見当たりません。いま思えば僕もエンべラ族については何も知らないままでした。

せっかくの機会なんでエンべラ族について調べてみます。

 

エンべラ族ってマイナーすぎて誰も情報をアップしてない

ざっとネットサーフィンをしてみたんです。言い訳なんですけど全然良い情報がない。

いちおう知り得た情報を箇条書きでまとめておきます。

#川の近くに住んでいる

#高床式の家に住んでいる

#電気のない生活をしている

#川で洗濯をする

#移動手段はカヌーとかボート

#パナマ政府は6年間の義務教育を定めているのでエンベラ族の子供たちは学校にいく

#先生がカヌーに乗って村に来ることもある

#エンべラ語またの名をチョコ語を話す

#スペイン語も話す

#多くのエンべラ族は現在都市に住んでいる

#中には電気のない村で生活している人もいる

 

な、なに。

先住民族の人たちってジャングルで夜な夜な焚き木をしてウフォウフォしている人たちじゃなかったのか。

僕はてっきり…僕は…

 

ちなみに「エンべラ」の意味は「人々」だそうです。

引用元はinternational travel newsという洋書のマガジンです。

 

スズキのモーターがついたボートで移動する

木製のボートをみたときは、「おお」っておもったんです。だけどよく見てみると後ろにがっつりとモーターがついていました。この時からうすうす感じていました。

 

モト
もしかして文明がもう届いている?

 

モーターを器用に扱う先住民族。彼らの案内で僕はジャングルに囲まれた川を進みます。

 

それにしても自然が美しい

小さなボートから眺める景色は最高でした。

ディズニーランドのアトラクションのような光景が目の前に広がります。凶暴な動物には遭遇しませんでした。

 

ジャングルの中に小さな集落がありました

おお!この感じ!!

僕がイメージしていた先住民族たちが出迎えてくれました。

しかも先住民がいっぱい。

高床式の家はなかなな壮大でした。

さっそくインタビューしてみました

ペルーのビジャで字が書けない人と出会ったので、内心、大丈夫かなと心配していたんです。

見事に裏切ってくれました。

ペンが進む。

モト
ちょっと書きづらそうにも見えたけど

子どもたちは学校に行っているのでちゃちゃっと書いてくれました。

ありがとう!

エンべラ族の人って恥ずかしがり屋さん!?

僕がインタビューをするときに心がけていたのが相手の目を見て話すこと、そして話を聞くことです。

それがエンべラ族の人ってなかなか目を合わせてくれない。

なんでかなーって思っていたんですが、どうやら恥ずかしがり屋さんが多いらしい。

 

モト
僕は後ろめたいことでもあるのかなって考えちゃいました
ふうた
疑りぶかいですね

モットーを書いてくれた人とは最後に握手もするようにしているんです。エンべラ族の人たちはぎゅっと力を込めて握り返してくれました。

ほんのささいなことかもしれないんですけど、これだけでエンベラ族の人たちを信用し始めている僕がいました。

不思議とこういうちょっとしたことをよく覚えているんだよな。

エンベラ族の人たちモットーとは

エンべラ族の人の話す言葉がスペイン語だったということと人見知りを十分にはっきしてくれたおかげで、エンべラ族の人がなにをモットーとしているのかよくわかりませんでした。すみません。

そもそも話しかけても触れ合う時間が短かった。

たとえばスペイン語を話す人とコミュニケーションをとってもだいたい何を言おうとしているかわかります。ジェスチャーも加えてもらえてば。

僕の場合モットーを聞いて、人差し指を立てて空を見上げる人がいれば、その人のモットーは神様を信じることだと考えています。

だけどエンべラ族の人は、十分に人見知りをはっきしてくれたし(そっけない対応とは違う印象を受けました)、ジェスチャーも少なかったので、何を言いたいのかよく分からなかった。

ここからは僕の推測になってしまうのですけどどうやら家族が大事だと言っているような気がしました。たいして神様について言っていた人はいなかったと思います。

ノートにモットーを書いてもらったのでそれを読めばいいのですが、ばらばらのページに書いてもらったおかげでどれがエンベラ族の人が書いたモットーか分からなくなってしまいました。

結局スペイン語で書いているので読めないんですけどね。

あとがき

先住民族と聞いて、電気もない、ガスもない場所で野生に動物のような生活をしている部族を勝手に想像していました。実際は都市の生活と伝統的な生活を両立させているハイブリッドな人たち。

南米に住む人とはいえ、恥ずかしがり屋さんだったのは一つの発見でした。次に訪れたコロンビアの人たちとは正反対です。




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ABOUTこの記事をかいた人

ピースボートに乗船して17カ国で400人の外国人にモットーを聞いてまわりました。 旅の醍醐味は人との出会いだと信じています。 村上春樹とパールジャムといぬが好き。走ったり泳いだりしてます。