【会社を辞める】外資系会計事務所を後にしてからのブログを振り返る

こんにちは。モトです。

会社を辞めたことについてふれていなかったので、書いてみたいと思います。

辞めてから一ヶ月ちょっと経ちましたが、ぶらぶらしながら生きていけそうな気がしています。

どうして外資系会計事務所を辞めたのか

理由は4つ。

  1. ITに投資していない
  2. マニュアル作業を求められる
  3. 自分の生活が保てない
  4. クライアントに会う機会がほぼない

1.ITに投資していない

新しいシステムを購入すれば、一瞬で終る業務を、手作業で何時間もかけてやらなくてはならない。なんとも不思議な光景です。

システムは日々新しく効率的になっているのに、いつまでも従来と同じやり方で、業務を行なっているのが理解できなかった。

同じやり方を推奨する姿勢を考えれば、会計事務所はかなり保守的ですね。

2.マニュアル作業を求められる

経理をしている方ならお分かり頂けると思いますが、業務は常に過去と同じ方法をとります。

例えば仕訳の書き方は過去と同じようにする(これは良いことです)。請求書のチェックの仕方や集計方法も過去と同じ。

どのような作業も、基本的には過去と同じようにすることを求められます。ようはマニュアル通りにやってくれということです。

僕は決められた作業をなぞるのが苦手なので、すごく退屈でした。

3.自分の生活が保てない

週に3〜4回はプールに通う生活をここ3年間続けているのですが、残業があり開園時間までに行けない。

早く終る日がたまにあっても、つまらない仕事をしていると、一日の終わりにこのまま家に帰り眠っていいのかと考える。

で、なにをするかというと一杯飲みにいく。もう週3で近所のバーに通っていました。プールがバーに変わってしまった。

4.クライアントに会う機会がほぼない

これは仕事のやりがいに関わります。電話もしないし、会うこともない。メールだけの連絡。(クライアントはすべて外資系企業です)

これが一番堪えました。やりがいを感じないんですよね。

クライアントに実際会って話してみないと、相手がなにを求めているのか、分からないし、面白みがないですよ。

会社を辞め、ブログを続けて感じていること

  • ITの凄まじさを肌で感じている
  • 自分でなんでもやる姿勢が強くなった
  • 時間があるので新しい学びがたくさんある

とくにITについては、イギリスで起きた産業革命くらい大きな変化を感じています。

産業革命のときは、機械が製造業の生産性を上げ、それに伴って製品の価格が下がりました。製品の価格が下がれば、そのための労働賃金も下がる。工場は人手を抱えなくなる。

当時は多くの人が職を失い貧困に陥ったと聞いています。

さらに列車ができて移動のスピードが格段に上がり、多くの人に、多くの製品を短時間で届けられるようになった。

これが今の時代で起きている感覚があります。

今の時代は、工場の機械ではなくて、コンピュータですね。

スマホについて言えば、これ一台で動画も見れるし、ニュースも見れる。これじゃあテレビを見る人は減るし、テレビ関係の仕事は減りますよね。

いまやみんなスマホを持っています。タイ人もラオス人もみんなです。僕が高校を卒業する頃は、ほとんどガラケーだったのに。

今から焦る必要はないですが、ITには慣れていた方が今後のためになると思います。インターネットのしくみを知ると、けっこう面白いですよ。みなさん毎日使っていますよね。

会社を辞めて不安なこと

保証がないこと。

病気やけがをすると大変だと思う。思うだけで不思議と心配はしていないです。

父親が自動車の整備工場をやっているのですが、病気になりながらも、なんとかやっている。その姿を見ているので、正直どうにかなる気がしています。

会社を辞めてからなにをしている?

ブログ書くことと旅をしてます。

ブログは書き続けたいと思っていたのと、バックパックをひとつ持って旅に出てみたかったので、思い切って東南アジアに来ています。

2017年の10月から始まった旅で、戻りは12月中旬です。今はラオスです。

収入について

ブログで食べていけるなら、ありがたいけれど、実際のところそんなことできてないです。いつかちょっとお金になればいいかなという気持ちで続けています。

とは言っても、現実的にお金は必要なので、会計事務所でアルバイトしたりする予定です。(仕事を無事もらえました)

本当に困ったら引越のアルバイトもやるつもり。ちょうど今年の夏に、お世話になった上司を鎌倉で見かけて、いつでも戻ってきていいと言ってくれた。これで気持ちがすっと楽になりました。日本に戻っても仕事はある。

最近はランサーズでちいさな案件の仕事をやっています。アジアにいる分には生活費くらいは稼げるらしいです。まだ始めたばかりでどうなるか分からない。

理想としては、ブログを通じて、仕事を頂けると嬉しい

一つあったのが、会社のサイトを作ること。

サーバーとドメインをレンタルして、ワードプレスを設置する。テーマを決めて、操作方法を教える。他にもいろいろあるのですが、普段使っている側からすれば、難しいことではないです。本業が忙しいなど時間がない人にとっては、ニーズがあるようです。

ブログをやっていると、少なからずITのスキルが身につきます。

今後について

もう少し海外で旅を楽しみたいと考えています。今回の旅で良い出会いがたくさんあったし、来てみて初めて分かったこともたくさんありました。まだ長期の一人旅をしてもいいかなと感じています。

日本に帰ってからの12月から3月にかけては、前々職の会計事務所に戻ります。繁忙期なので仕事を頂けました。これは本当にありがたい。

4月からはまた海外に出ます

おそらくヨーロッパで、カウチサーフィンを利用して宿泊費を無料でまわる予定です。戻りは6月末を予定しています。(カウチサーフィンについては、この旅を通じて教えてもらいました)

ヨーロッパで開催されるマラソン大会に出てみたいし、タイで出会った友達にも会い行きたい。なんだか現実味を帯びていないゆるい生活。

ただずっと海外にいるような生活は送らないです。

1年間のうち最低でも6ヶ月間は日本にいます。犬のふうたの散歩があるので、必ず戻ります。

あとがき

最近はやりたいことがたくさん頭の中を駆け巡っています。

直近だと実家の整備工場のサイトを新しくしたいし、クラウド会計ソフトについてももう一度調べ直したい。

確定申告が近づいてるから、早めに自分の分を終らせて、クライアントの方に手を回したい。法人税についても勉強し直したい。

いつだって新しいことにチャレンジできる。こういう生き方が僕には合っている。




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ABOUTこの記事をかいた人

ピースボートに乗船して17カ国で400人の外国人にモットーを聞いてまわりました。 旅の醍醐味は人との出会いだと信じています。 村上春樹とパールジャムといぬが好き。走ったり泳いだりしてます。